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残念だった日 Or 良い日 (?)

2023-10-21

昨日は、‟待ち人現れず”でした。

約3ケ月前の夏場、家内が帰宅して車庫のシャッターを車内からリモコンで開けていた時にたまたま突風が吹いてシャッターに不具合が生じ電動での開閉ができなくなり、業者に修理を依頼していました。

その後、業者の補修資材の手配や作業順番などのことがあって、またこちらも手動では開け閉めができていたので気長に作業実施の日を待っていました。

そして昨日、約束の時間になっても業者の姿がなく、また1時間以上過ぎても何の連絡もなかったので先方に電話で確認すると、業者と作業を実施する会社との連絡の行き違いで、作業日は来週の金曜日であることが分かりました。

まあ、少し腹立たしく思っても仕方がなく、朝から小雨日和で特別の予定もなかったのでパソコンを開きYouTubeで近頃ハマっている懐かしい‟昭和の歌”を聴きました。

聴いたのは男性歌手の神戸一郎。デビュー曲で青春の哀歓の代表曲「十代の恋よさようなら」をはじめ、「浮草ぐらし」「波止場しぐれ」「大阪つばめ」などのカバー曲を、低音の魅力にたっぷり浸りました。

それに、女性歌手では村上幸子。代表曲である「酒場すずめ」「不如帰」をはじめ、「矢切の渡し」「大阪しぐれ」「渡り鳥仁義」「夫婦坂」などのカバー曲や鳥羽一郎とのデュエット曲「みちのくしぐれ」等々の透明で伸びのある素直な歌声に感激しました。彼女の歌を聴き出したのはつい最近のことです。

二人に共通しているのは歌詞を丁寧にかみしめるように唄っており、聴いていると心に沁みてしみじみとなります。また、両人とも故人で、神戸一郎は2014年4月前立腺がんのため75歳で、村上幸子は1990年7月悪性リンパ腫のため31歳で亡くなっています。

二人が生きていたら、私たちはもっともっとたくさんの良い歌を聴けたのに、とたいへん残念に思っています。

 

 

      (ネット写真より)