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10月の茶道

2023-10-31

10月の茶道では、まず長板総荘りの濃茶点前をお稽古しました。

長板の上に風炉、火箸と差し通し柄杓を入れた杓立て、建水に蓋置、水指の全てを飾って置いてお点前をします。火箸と差し通し柄杓の扱いがポイントで格が高いお点前です。2年ぶり(?)くらいのお点前でしたが、先生からは「良く手順を覚えてますね。」と褒めてもらいました。

ちょうど、先生が所属されているある委員会の方がお見えになり、先生も一緒に玄関ホールで何か作業を始められたので、私は「長板一つ置き」で薄茶点前を自主練し、先生たちの作業が終わった後には委員の方にも薄茶を振る舞いました。委員の人は茶道経験者だったので正客役をスムーズにしてくださり、私も嬉しくなりました。

今月で風炉が終わり、来月からは冬のお点前の炉に変わるので普段より長いお稽古の時間となりました。が、たくさんお点前ができて何よりでした。(N)