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お寺の銀杏の木の紅葉

2023-12-07

今の時期、いつものジョギングコースの一つから千々石町方面を望むと、町の真ん中付近にある菩提寺・専照寺のひと際高くて黄色い葉をまーるくいっぱい付けた銀杏の大木2本が目立って見えます。

先日午前、家内と所用でお寺の前を通ると、境内にある樹齢400年を超えるこれらの木の紅葉の見事さが目に留まり、しばらく車を止めて二人で見入りました。

先月の夜「御正忌報恩講法座」に娘とお参りした際、ライトアップされているのを見た時と印象が違って、紅葉の盛り上がり具合が半端なくて鮮やかに輝いています。今年は直接影響した台風がなくて強い風が吹かなかったので今でも葉がたくさん残っているとのことです。

今年もお寺で開催された月初めの仏教老人大学には欠かさずお参りし、仏教の教えを拝聴しました。これらの教えを自分の生活の中で生かしているかどうかは別として、毎回有難いお話に触れて心が和み落ち着きます。

また6月初夏には、大阪に住んでいた叔父の死後処理関係で取り寄せた戸籍謄本で、父の祖々父の名前が「百太郎」で、その妻の名前が「ユキ」ということを初めて知りました。勿論、きちんとした家系図もなく、また自分でいろいろ調べようとする気持ちも湧かないですが、家内と「(私共の)先祖に良い名前の‟百太郎”さんがいたとは…」などと驚きました。

私の親父の名は「行好(ゆきよし)」でしたが、案外父はお祖母ちゃんの一字をもらったのかもしれません。父の父は「新吉」、その妻は「シゲ」と言って、これは子供の頃に母から教えてもらったことを覚えています。

なお、今年最後の月の法語カレンダーは「一人一人がお浄土を 飾っていく 一輪一輪の花になる Each and every one of us, one by one, becomes a flower to adorn the Pure Land.」となっています。

師走も週明けからは早や中旬となり、今年もだんだんと押し迫ってきました。