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桃の節句

2024-03-03

今日3月3日はひな祭り、女の子のお祝いです。

今年の「うるう年」2月29日の地元の長崎新聞第1面の‟水や空”コラムでは、人の年の数え方について記してありました。

今まで何気なく、人は「誕生日の午前0時」で歳を重ねるのだろうと思っていましたが、法律では「誕生日の前日の午後12時」と規定されているとのことです。これを読んで、4月1日生まれの人の小学校への入学や、うるう年生まれの人の年の数え方に‟合点”しました。

また、今月1日の仏教老人大学では、ご住職からこの‟水や空”欄に関連して菩提寺の浄土真宗本願寺派の専照寺における「逮夜」と「年忌」についての講和もありました。その中で、命日や忌日の前夜を「逮夜(たいや)」と呼び、菩提寺では初七日は人が亡くなった日から六日目に定めている旨のお話があり、よく理解できました。

以前、叔父が亡くなって四十九日法要の際、県外からお参りした親戚がお寺から案内があった逮夜表を見ながら、「ここのお寺は初七日の数え方を間違っている」と執拗なくらいに言った時、きちんと答えてあげられなかったことを残念に思ったことがあります。

今年の桃の節句にあたり、月初めに感じたことでした。

 

       (ネット写真より)