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レッド・ロビンの立ち枯れ

2024-03-09

昨年6月、ゴマ色斑点病のため枝葉を刈り込み丸坊主にした自宅裏のレッド・ロビン生垣の内、新芽が吹かず立ち枯れになってきている木を先日、根元から引っこ抜いて処分しました。

木の幹を掴んで前後左右に何度か揺さ振ると、思っていたより簡単に木が倒れました。引っこ抜いた十数本の根っこをよく見ると、全部が片方だけに根が張って、ブロック塀に接した反対の部分は発育不良の状態で伸びていません。

植えこんでから20年近くになるので人力で作業するのは無理かなと思っていましたが、何か拍子抜けの感じでした。

これまで毎年春になると真っ赤な新芽を吹いて、春らしい爽やかさで楽しませてくれていましたが、やはり斑点病には敵わなかったようです。

しかし、まだ半分以上の木は残り、いま春を迎えて新芽を吹き出しています。また、同じ時期に刈りこんだ美術館のレッド・ロビン生垣は、今のところ一本だけ立ち枯れしていますが、残りはどうにかもてています。

自宅と美術館のレッド・ロビンができれば再び元気に生育して、今後も長く真っ赤な新芽で春の爽やかさを感じさせてくれることを願っております。