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仙鶴にボケの花

2024-03-11

3月最初の池坊華道のお稽古では生花新風体を活けるつもりでしたが、花材のボケが何とか仙鶴(鶴首とも言う)花器に活けることが出来そうな枝ぶりだったので、先生から花器をお借りして古典花を活けました。

ボケはタメが効きますが、かなり無理して真副体の形を作り、アイリスを座に持ってきました。

ご高齢の先生はよく、「私もいつまで教えることができるか分からないから、今の間に直希さんには京都の特別研究会で習得した技術の全てを教えておきたい」と言われます。

とても有難く感謝しつつ稽古しています。(N)