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「山本美術館 春の茶会」盛大裡に終わる

2024-04-29

昨日28日(日)の「山本美術館 春の茶会」は、素晴らしい天候にも恵まれ予定を上回る多くの皆様方がお越しくださり、盛大裡に終了しました。

今回の茶会は、裏千家茶道同門で山口県在住の正司さんから「美術館でお茶会をしましょう」とのお誘いがあり、実現することができました。

実施に当たっては、正司さんの茶道の先生である高濱先生から貴重なお道具のご提供があり、また私の師匠の渡邊先生には絶大なご協力、それに友人知人の献身的でかつボランティアのお手伝いなどがありました。

前日27日(土)の午後から正司先生の指導の下で会場設営に入り、夕方前には一応会場作りが終わってサロンが一転して見違える”茶室″となりました。夕方からは渡邊先生と友人たちがそれぞれに手配してくれたお花を持参して下さり、先生のご指導を受けながら真の茶花、水屋にしたカウンターを仕切る衝立の掛花や、会場の出入口の花等を活けて準備が整いました。

当日は朝早くからスタッフ一同で、会場の再チェックや、お菓子やお茶の最終準備を済ませて、開始時間10時にはきっちり正司先生の力強い和太鼓の演奏からお茶会の幕が開けました。

お蔭様で、茶会には下は2歳のお嬢ちゃんから上は80歳代までの幅広い皆様方のご参会があって、お客様を大体30分毎に順番にご案内して16時の終了時間ぎりぎりまでお楽しみいただきました。2歳の女の子は「楽しかった、お菓子が美味しかった」、大人の方からは「素晴らしいお茶会でした」、「とても貴重な経験でした」、「太鼓にお茶に癒されました」、「今まで自動販売機のお茶だけでしたが、本格的なお茶を初めていただきました」などの感想が寄せられました。

また、地元CATVの「ひまわりてれび」より取材がありました。放送は5月9日(木)の「ディリーひまわりTimes」で初回が7時からの予定です。こちらもお楽しみください。

美術館で催した初めてのお茶会でしたが、またまた多くの方々にご協力ご尽力をいただき感謝に堪えません。お足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。(N)