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「龍馬伝 ~舞台は長崎~」講演会

2010-06-19

本日午後、両親は原口 泉鹿児島大学教授の講演会「龍馬伝 ~舞台は長崎~」へ出かけました。この講演会は、平成17年に発足した雲仙市文化連盟が開いた文化講演会で雲仙市吾妻町ふるさと会館が会場です。

幕末時代を疾風のごとく駆け抜け日本の近代化の礎を築いた坂本龍馬。今、NHK大河ドラマ放映中で日本中にブームを捲き起こしている「龍馬伝」の時代考証を担当されている原口先生の講演会には、老若男女たくさんの人たちが詰めかけていたとのことです。

講演の中で、龍馬が日本の激動期に活躍できたのは、長崎の龍馬たち海援隊にかけ引きなしに資金的援助を惜しまなかった龍馬より7歳年上の長崎の大浦お慶と、薩摩への新婚旅行で3ヶ月もの間一日中龍馬と寄り添って過ごした龍馬より7歳年少のお龍の二人の女性の力が多分に大きかったであろうことや、龍馬が思想の違いや自分の敵味方なく「排除しない共同社会」つくりを目指し奔走したことなどのお話に聞き入ったと言っています。また、原口先生が本業の傍ら、これまでNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」、「琉球の嵐」、「篤姫」などの時代考証を監修され、特に龍馬伝では龍馬の妻役の真木よう子さんに関わる撮影裏話の紹介などがあり、1時間半の講演会が短く過ぎたとの報告です。 また、これからのテレビ放映「龍馬伝」の展開が大いに期待されると楽しみにしております。

講演会の後では、お世話になっている鹿児島のH先生のお陰で原口先生の控え室で名刺交換をお願いし、先生の著書にサインを頂き、さらに記念撮影までお願いして、気さくな先生のお人柄に接してご満悦のお帰りでした。

1276934200_img364講演会の案内チラシ

1276934200_CIMG9688-1原口先生と父

1276934200_CIMG9689-1原口先生と母