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釜山市内視察「国際市場」、そして帰国

2010-11-13

一年前、ショッキングなニュースが飛び込んできました。私の住む町のお隣・吾妻町の青年たちが韓国釜山の射撃場で火災に遭遇し、10名の尊い命が奪われた大事件です。

私たち一行は犠牲となった方々の慰霊に訪れました。事故現場のガナダラ射撃場は、国際市場内の細い道に面したビル2階にあります。事故発生から1年が経ちますが、射撃場の看板は当時のままで、ビル1階には新しく入店したアクセサリー店が営業をしていました。事故現場に入ることはできないので、ビルの外から2階に向かって深く深く黙祷しました。明日14日は事件から丸1年です、今後の事故防止対策などがきちんとされることを願っています。

国際市場は南浦洞という釜山一の繁華街エリアにある市場で、細い道路が碁盤の目のように張り巡り2階建ての細長い建物が立ち並んでいます。老朽化した建物が目立ちますが、家具や雑貨、日用品から食料品など生活に必要な全ての品物が揃っており、地元の人々はもちろん、観光客にも人気のスポットです。また、釜山国際映画祭の中心となる「PIFF広場」があり、ここの遊歩道には映画スターの手形プレートがはめこまれていました。

釜山港近くの近代的なビルにある料理店で「プルコギ」の昼食を取ると、もう帰国の時間です。釜山港から高速船「ビートル号」に乗って約3時間、福岡港へ到着しました。

1289603686_CIMG0908-1釜山の国際市場

1289603686_CIMG0907-1事件現場の「ガナダラ射撃場」