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ニューイヤーコンサート2011

2011-01-07

5日夜、ご招待を受けて長崎市ブリックホールに「福砂屋プレゼンツ ニューイヤーコンサート2011 ウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラ with 錦織 健」の観賞に出かけました。

ヨハン・シュトラウス2世はワルツ王ともオペレッタの王様とも称されるウィーン出身の作曲家で、生涯で500曲近くの名曲を残しています。今回のコンサートは、1978年イタリアでのシュトラウス・フェスティヴァルを機に設立されたオーケストラ「ウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラ」と、日本を代表するテノール歌手「錦織 健」さんの出演です。

オペレッタ「こうもり」の序幕からコンサートが始まりました。 そして「シャンペン・ポルカ」では美しい音色とシャンパンのキャップが開き弾ける音が重なりあって楽しさもますます高揚していきます。また、「皇帝円舞曲」は観客にしっとりと聴かせて魅了します。「春の声」「美しく青きドナウ」などのワルツの名曲では素晴らしい演奏で会場を大きく包み込み、聴衆の気持ちも最高潮に達しました。アンコール曲は、父であるシュトラウス1世の「ラデツキー・マーチ」でコンサートの掉尾を飾りました。

シュトラウスの世界を存分に堪能したニューイヤーコンサート。2011年、これからの未来に思いを馳せての期待感が心に強く響き、素敵な幕開けを祝う感慨深く素晴らしい一夜を過ごしました。

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