日本一のたいまつ武者行列「観櫻火宴2011」
2011-03-26
雲仙市千々石町の「観櫻火宴」は400年前の史実を再現した慰霊と鎮魂のお奉りで、平和な今の世への感謝の念を持ってふるさとの活性化、再認識につなげていこうと始まったもので、今年は今夜午後6時から「観櫻火宴2011」が開催されます。 総勢200名の武者たちが、松明片手に「いやさか(栄えあれ)!!」の掛け声を響かせ、千々石海岸から桜の花咲き誇る橘公園までを練り歩きます。
1000年に一度と言われる東北関東大震災が起り、各地のイベントや祭りは自粛や中止を余儀なくされていますが、20年前の雲仙普賢岳噴火で被害を受けた私たちの住む島原半島の復興への足がかりとなったのが、当時、全国から届いた義援金や温かい励ましの声だったので、今度は私たちがそのお返しをしたいと、今年の開催を決定したそうです。
被災地の皆様へ長崎県雲仙市から「いやさか(復興への願い)」の声がエールとして届くように、少しでも多くの義援金を集めて「元気」を添え被災地へ送りたいと、実行委員長は話されています。
「観櫻火宴2011」ポスター
昨年の武者行列の様子