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「開窯410周年記念 臥牛窯・百年展」

2011-07-27

昨日から佐世保市の西沢本店で「開窯410周年記念 臥牛窯・百年展」(~31日まで)が開催されています。

臥牛窯の歴史を辿る作品400点が展示・販売されていて、昨年、長崎市内のメルカつきまちで開催された現川焼再興百年を記念する展覧会から始まり、今後は順次全国で開催する予定とのことです。

私どもも臥牛窯作品をコレクションしだして早20年あまり。 母が最初に惚れ込んで小さな湯呑みから集め始めて、今では美術館の常設展示作品の一つの柱となっています。この間、窯元での初窯開きや展覧会などで何度も顔を合わせる臥牛窯ファンの方々とも交流するようになりました。中でも、北海道に臥牛窯作品のギャラリーを開いた大阪の方や、臥牛の河童文作品を数多く蒐集されている私と同年齢の愛知県の方は、佐世保の窯元ギャラリーやお住まい近くの県などで展覧会があるたびに会場まで足を運ばれるほどです。この方々には、当館へも自身のコレクション作品を画像化したものを持参しご来館いただいたことがあります。

全国に臥牛窯作品のファンがおられることは大変喜ばしいことです。臥牛先生には、今後もご健康で、長い伝統を受け継いだ素敵な作品の制作活動を切望しています。