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甥の「餅踏み」

2011-08-02

31日お昼時、妹の子どもの初誕生日をお祝いする行事「餅踏み」を義弟の身内と私たち家族が集まり、小浜町木津のいけす割烹店で行いました。

木津は橘湾に面した小さな港町で、新鮮な活魚料理を提供するお店がある所で、眼下には橘湾の大海原に沈む夕陽が見渡せるとても素敵な場所でもあります。

紅白の一升餅を草履を履かせて踏ませる「餅踏み」から始めました。これは、一升餅を大地になぞらえ、しっかり足を地につけ逞しく生きるようにとか、一生(一升)食べるものに苦労しないようにといった願いを込めて行うそうです。甥は最初、餅の柔らかさが気に入ったようで手でぺたぺたと触って遊んでいましたが、いざ踏ませようとすると足を上げて離してしまうので、餅の上に座らせての写真撮影となりました。

次に、赤ちゃんの前に色々な品物を並べて最初に手に取ったもので将来の職業や才能を占う「選び取り(将来占い)」です。並べるアイテムには特に決まりはないようで、妹は電卓、辞書、財布、ゴルフボール、マウス、北斎の絵と6種の物を用意しました。甥がハイハイして最初に手をつけたのは財布でしたが、手に取って遊んだのはゴルフボールとマウスでした。見守る大人たちは喜びましたが、当の甥は何のことだかキョトンとして苦笑いのような表情をしていました。

新鮮な海鮮料理をいただきながら賑やかにお祝いをして、記念の集合写真を撮って会はお開きとなりました。甥の健やかな成長を願っています。

1312263064_CIMG3263-1窓越しに見える小浜の町と橘湾

1312263064_CIMG3262-1紅白の一升餅