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キム・ヨンジャのコンサート

2010-08-31

父は、日本の演歌を始めいろいろなレパートリーの曲を声量豊かに歌い上げ日本の歌謡界で活躍している韓国の歌手、キム・ヨンジャの大ファンです。

その父が母と28日の午後、島原市文化会館で開催された雲仙・普賢岳噴火災害20周年事業「キム・ヨンジャ コンサート」へ出かけました。このコンサートは、島原市が雲仙・普賢岳噴火から20年を経て復興を果たした節目の一つとして主催したものです。 出演のキム・ヨンジャは、島原の災害に遭った人たちや地域の方々の励ましになればとの思いから普賢岳が噴火した年から5年間続けてこの会場でコンサートを行ってきた関係で今回の公演となり、島原は15年ぶりとのことです。

会場は超満員で、新曲「情熱の赤いバラ」を始めとしたキム・ヨンジャ自身の持ち歌、情感たっぷりに唄った美空ひばりの「みだれ髪」「川の流れのように」や声量の限界に挑むようにダイナミックに歌い上げた伊藤久男の「イヨマンテの夜」、アンコールに応えての「朝の国から」などの一曲一曲を堪能したそうです。

帰宅した父は、「キム・ヨンジャは何度も舞台から客席へ下りてきてトークしたり歌ったりしたので、あと2列前の席だったら握手できたかもしれないね」と母や私に話しながら、子供みたいに残念がっていました。

ともあれ、両親にとっては久しぶりの息抜きとなったようです。

1314741468_NONALNUM-A5ADA5E0A1A6A5E8A5F3A5B8A5E3「キム・ヨンジャ コンサート」チラシ