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花の命は短くて・・・

2012-05-24

一昨日夜のNHK長崎放送のテレビニュースの中で、中村法道長崎県知事が民主党政権を批判したために同党本部から来年度予算に関する政府への陳情は受け付けない、と伝えられた、との報道がありました。

これは、知事が今月13日に長崎市内で開かれた自民党県連の定期大会に出席した際の来賓あいさつで、「今の政権与党は山積する課題に対応する能力が本当にあるのか。疑問を禁じ得ない」と発言したことを、民主党本部が問題視してとのことです。

翌14日付の長崎新聞の社会面には、自民党県連の定期大会の様子を伝える記事と共に、記者の取材メモとして囲み記事で知事の発言内容等が掲載してありました。私はこの囲み記事を、「まったくその通り」と共感しながら読んでいたので、テレビニュースを聞いて民主党の対応に唖然とした思いを抱きました。

その後、知事は問題の早期解決のため、民主党県連や同党の県選出国会議員に対して発言の真意について釈明などの活動を続けていることが伝えられています。

一県民一国民の立場から知事発言の記事を見た限りでは、何もこのような程度のことで謝る必要はないのではないかと、知事を応援したい気持ちです。国民の多くの期待を受けて政権交代した民主党ですが、こんなことをやっていたのではいよいよ国民の信頼を失ってしまうのではないかと思います。

5月は花盛り。美術館駐車場のシルバープリペットの生垣が真っ白な花を咲かせています。蝶やミツバチが花の香りに誘われて遊んでいます。惜しむらくは、「花の命は短くて・・・」で、咲いてまだ一週間も経たないのに、既に黄色く枯れてしまっている所が何ヶ所か見られることです。

1337844433_CIMG4483白い花を咲かせたシルバープリペット生垣