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長崎くんちと台風

2013-10-10

心配された台風24号の被害もほとんどなくて安心しました。

が、7日から三日間開催されている長崎の秋の大祭「長崎くんち」は7日の初日は予定通り実施されましたが、中日の8日と9日最終日の催しは順延となり、二日目の庭先回りは昨日の午後から、三日目のお旅所の仮宮から諏訪神社の本宮へ三基のお神輿が戻るお上りは今日行われています。くんちの見学に県外からの観光客も大勢お越しだったと思いますが、やむを得ない変更で期待していた出し物を見ることができず残念に思われた方々も多かったことと思います。

私が住んでいる町の近くには、今年の踊町の「船大工町」と「本石灰町」の出し物の収納庫があり、それらの前からは春先から毎夜、気合の入った練習の音が聞こえていました。今年はくんち見学には特別出かけませんでしたが、本石灰町の「御朱印船」が浜の町アーケードを練り歩いているのを見ることができました。異国情緒溢れる御朱印船は重さが5トンもあり、担いで歩くだけでも大変そうなのに、早いスピードで回ったり高く持ち上げたりして、とても迫力がありました。

長崎秋の風物詩「おくんち」の笛と太鼓のシャギリの音が聞こえてくるのもまた来年となり、早くも今から待ち遠しく思います。(N)

1381378128_1007長崎くんちのチラシ