2015年開館十周年記念特別企画展第4弾「広重の風景版画展」を開催(9/29~12/27)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
2015-09-22
山本美術館では2015年開館十周年記念特別企画展第4弾として、「広重の風景版画展」を9月29日(火)~ 12月27日(日)の期間開催し、木版画作品13点を展示いたします。
歌川広重(1797~1858年)は、北斎のあとを受けて風景版画を大成しますが、最初に風景画を描いたのは1831(天保2)年でした。
各地の名所風景を叙情的に描くことに優れ、なかでも五街道の一つを描いた「東海道五十三次」はたいへん親しみ深く好評を得て、風景版画家としての地位を不動のものとしました。
本展では、代表作の「東海道五十三次」や、揃物の「江戸名所物」や「諸国名所物」の中から広重が好んで描いた雨景、雪景、月景などの作品を主として紹介します。
尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
皆様のご来館をお待ちいたしております。
歌川広重「六十余州名所図会 対馬 海岸夕晴」 | 歌川広重「冨士三十六景 東都数寄屋河岸」 |
小﨑侃「月がまろくて・・・」 | 十三代横石臥牛 「月兎文ロックグラス」 |